肺炎

肺炎とは、主に細菌やウイルス、真菌などの病原体が肺に感染して肺の組織に炎症が起こる病気のことです。日本では年間約100万人が肺炎にかかるとされており、特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方は重症化しやすいため、注意が必要です。

このページでは、肺炎の主な原因や症状、当院を受診すべき目安などについてご紹介します。

肺炎の主な原因

肺炎の原因はさまざまで、主に以下のようなものがあります。

1. 細菌性肺炎

2. ウイルス性肺炎

3. 誤嚥性肺炎

食べ物や唾液などが誤って気管に入り、それに含まれる細菌が肺に感染することで起こります。特に高齢者や嚥下機能に問題がある方に多く見られる症状です。

4. その他の原因

肺炎の主な症状

肺炎の症状は原因や重症度によって異なり、一般的には以下のような症状が見られます。

主な症状

高齢者に見られる特徴的な症状

小児に見られる特徴的な症状

肺炎で受診すべき症状

以下のような症状がある場合は、当院の受診をおすすめします。

特に息苦しさや呼吸困難、意識障害などの症状がある場合は緊急性が高いため、速やかに当院にお越しください。

当院での肺炎の診療について

当院では、患者さん一人ひとりの症状や状態に合わせた診療を行っています。診療の主な流れは、以下です。

診療の流れ

  1. 問診と診察:症状の経過、既往歴、生活環境などを詳しくお聞きし、聴診や打診などの身体診察を行います。
  2. 検査:症状や診察所見に応じて、以下のような検査を行うことがあります。
    • 血液検査(白血球数、CRP値などの炎症反応)
    • 胸部レントゲン検査
    • 痰の検査(細菌検査など)
    • パルスオキシメーターによる酸素飽和度測定
    • 必要に応じて胸部CT検査
    • インフルエンザ検査やCOVID-19検査(必要に応じて)
  3. 診断と治療方針の説明:検査結果と診察所見に基づいた診断と治療方針をわかりやすくご説明します。
  4. 治療:症状や原因に応じた適切な治療を行います。

主な治療法

肺炎の原因や重症度に応じて、以下のような治療を行います。

  1. 薬物療法
    • 細菌性肺炎に対する抗菌薬(抗生物質)
    • ウイルス性肺炎に有効な抗ウイルス薬(インフルエンザなど特定のウイルスに対して)
    • 解熱鎮痛薬(熱や痛みを和らげる薬)
    • 去痰薬(痰を出しやすくする薬)
    • 咳止め薬(必要に応じて)
  2. 生活指導
    • 十分な休息と睡眠
    • 水分摂取の重要性
    • 栄養バランスの良い食事
    • 禁煙指導(喫煙者の場合)
  3. 重症例の対応
    • 酸素投与が必要な場合は入院加療が必要となり、適切な医療機関へのご紹介
    • 合併症がある場合の専門的治療

当院では、軽症から中等症の肺炎患者さんの外来診療を行っています。重症例や特殊な治療が必要な場合は、連携している専門医療機関へ紹介いたします。

家庭でできる肺炎患者のケア

軽症の肺炎で自宅療養する場合や退院後の回復期には、以下のようなケアが大切です。

1. 十分な休息と睡眠

2. 水分補給

3. 栄養バランスの良い食事

4. 室内環境の整備

5. 症状の観察

まとめ

肺炎は適切な診断と治療が重要な疾患です。症状が気になる場合は、早めに当院にお越しください。当院では患者さん一人ひとりの状態に合わせた診療を提供し、回復までをサポートします。また、予防法や自宅でのケアについても丁寧にアドバイスいたします。

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