ワクチン接種は、感染症から身を守るための最も効果的な予防法の一つです。ワクチンを接種することで、特定の病原体に対する免疫(抵抗力)を獲得でき、万が一感染しても症状を軽減できる可能性があります。
新型コロナウイルス感染症の経験から、多くの方がワクチンの重要性を再認識されたことでしょう。ワクチン開発は容易ではなく、安全性と有効性を確保するためには十分な検証が必要です。[2] 当院では、国内で承認された安全性の高いワクチンのみを使用し、患者さんの健康を守るお手伝いをしています。
このページでは、当院で受けられる各種ワクチンやワクチン接種のメリット、ワクチン接種の流れなどをご紹介します。
当院で受けられる各種ワクチン
当院では以下のワクチン接種サービスを提供しています。年齢や状態に応じて、最適なワクチン接種スケジュールをご提案いたします。
1. 定期接種ワクチン
定期接種とは、予防接種法に基づいて対象者に接種がすすめられているワクチンです。多くの場合、自治体から費用の補助があります。
小児向け定期接種
- インフルエンザワクチン:小学生以上(高齢者を除く)
高齢者向け定期接種
- インフルエンザワクチン
- 肺炎球菌ワクチン
2. 任意接種ワクチン
任意接種は、受ける方の希望によって接種するワクチンです。費用は原則自己負担となりますが、自治体によっては一部助成がある場合もあります。
小児・成人向け任意接種
- 子宮頸がんワクチン(HPVワクチン):主に小学校6年生〜高校1年生相当の女子
渡航者向けワクチン
- 狂犬病ワクチン
- A型肝炎ワクチン
- B型肝炎ワクチン
- 破傷風トキソイド
3. 新型コロナウイルスワクチン
新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種も実施しています。ワクチン開発は簡単ではなく、有効で安全なワクチンを提供するために慎重に対応しています。最新の接種情報については、当院にお問い合わせください。
特別な配慮が必要な方へのワクチン接種
1. 基礎疾患をお持ちの方へ
糖尿病や心血管疾患、高血圧などの基礎疾患がある方は、感染症にかかると重症化するリスクが高まる場合があります。 当院では、基礎疾患をお持ちの方に特に以下のワクチン接種をおすすめしています。
- インフルエンザワクチン:毎年接種が推奨されます
- 肺炎球菌ワクチン:呼吸器感染症の予防に重要です
- 帯状疱疹ワクチン:帯状疱疹の発症予防と神経痛の軽減に効果的です
特に糖尿病や心臓病などの基礎疾患がある方は、ワクチンを接種することで感染症を予防しましょう。ご自身の状態に合わせた最適なワクチン接種計画をご提案いたします。
2. 妊婦の方へのワクチン接種
妊娠中の方は免疫系の変化により感染症にかかりやすく、また重症化するリスクも高まります。以下のワクチンは妊娠中でも接種可能です。
- インフルエンザワクチン:妊娠中のどの時期でも接種可能
ただし、生ワクチン(麻しん・風しん混合、水痘など)は原則として妊娠中の接種は避けるべきです。妊娠を計画している方は、事前に必要なワクチンを接種しておくことをおすすめします。
3. 高齢者へのワクチン接種
高齢になると免疫機能が低下し、感染症にかかりやすく、また重症化するリスクも高まります。当院では高齢の方に以下のワクチン接種をおすすめしています。
- インフルエンザワクチン:毎年接種
- 肺炎球菌ワクチン:定期接種として一度、その後は5年以上経過後に任意接種として再接種可能
- 帯状疱疹ワクチン:50歳以上の方に推奨
ワクチン接種のメリットとリスク

メリット
- 重篤な感染症の予防
- 感染した場合でも症状の軽減が期待できる
- 周囲の人(特に抵抗力の弱い方)を間接的に守ることができる(集団免疫)
- 医療費や社会的コストの削減
- 感染症による合併症の予防
リスク・副反応
どのようなワクチンにも、軽微なものから稀に重篤なものまで、様々な副反応の可能性があります。
- 一般的な副反応:接種部位の痛み・腫れ・発赤、発熱、倦怠感など
- 稀な副反応:アレルギー反応など
当院では、ワクチン接種前に丁寧な問診を行い、個々の状態に応じた適切な判断と対応を心がけています。また、接種後も一定時間の院内での経過観察を行い、安全性を確保しています。
ワクチン接種の流れ
1. 予約
ワクチン接種は予約制となっています。お電話または当院ウェブサイトからご予約ください。
2. 当日の流れ
- 受付:予診票の記入、体温測定
- 医師による診察・問診:体調確認、接種可否の判断
- ワクチン接種
- 必要に応じて接種後観察(15〜30分程度):副反応の出現がないか確認
- 会計・次回予約(必要な場合)
3. 接種後の注意点
- 接種当日の激しい運動、飲酒、長時間の入浴は避けてください
- 接種部位の清潔を保ってください
- 発熱や強い痛みなどの症状が出た場合は、当院にご連絡ください
- 接種記録(母子手帳など)は大切に保管してください
まとめ

ワクチン接種は、あなたとご家族、そして社会全体の健康を守るための重要な手段です。特に糖尿病や心血管疾患などの基礎疾患がある方は、感染症による重症化リスクが高いため、適切なワクチン接種が重要となります。
当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた最適なワクチン接種プランをご提案いたします。ワクチン接種に関するご不明点やご心配なことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。