糖尿病は、体内でインスリンの分泌量が減少したり、効きが悪くなったりすることで血糖値が高くなってしまう病気です。初期は自覚症状がほとんどないため「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。しかし、放置するとさまざまな合併症を引き起こし、生活の質を大きく低下させる可能性があります。
このページでは、糖尿病の症状や当院における診療内容、受診の目安などをご紹介します。
糖尿病の症状と早期発見の重要性
代表的な症状には以下のようなものがあります。
- 喉の渇き・水分をよく飲む
- 頻尿(特に夜間)
- 疲れやすい・だるさを感じる
- 体重の急な減少
- 傷の治りが遅い
- 視力の低下
- 手足のしびれやむくみ
これらの症状が見られる場合は、早めに当院の糖尿病内科の受診をおすすめします。
当院の糖尿病内科について
当院の糖尿病内科では、患者さん一人ひとりの生活スタイルや病状に合わせた最適な治療プランをご提案しています。
1. 糖尿病の診断と検査
当院では以下の検査を通して、糖尿病の診断と状態の把握を行います:
- 血液検査:血糖値、HbA1c(過去1〜2ヶ月の平均血糖値を反映)、インスリン分泌能などを調べます
- 尿検査:尿糖、尿たんぱく、尿中アルブミンなどを測定します
- 合併症検査:眼底検査、神経伝導速度検査、頸動脈エコー、心電図など
2. 生活習慣の改善指導
糖尿病治療の基本は、適切な食事と運動による生活習慣の改善です。当院では以下のような指導を行っています:
- 栄養指導:医師および看護師による個別の食事指導
- 運動療法指導:医師および看護師による適切な運動プログラムの提案
- 生活習慣改善プログラム:継続的にサポートする教育プログラム
- 自己血糖測定の指導:正確な血糖管理のためのサポート
3. 薬物療法
生活習慣の改善だけでは血糖コントロールが難しい場合は、薬物療法を行います:
- 経口血糖降下薬:複数のタイプの薬から最適なものを選択
- インスリン療法:自己注射の指導も丁寧に行います
- GLP-1受容体作動薬:食欲抑制効果も期待できる注射薬
4. 合併症の予防と早期発見
糖尿病の怖さはさまざまな合併症を引き起こすことにあります。当院では以下の合併症予防に力を入れています:
- 糖尿病網膜症:定期的な眼底検査で早期発見
- 糖尿病腎症:尿検査、腎機能検査で早期発見
- 糖尿病神経障害:神経伝導速度検査、触覚検査など
- 大血管障害:動脈硬化の評価、心電図検査など
当院の糖尿病内科の特徴

1. 最新の医療設備と治療法
当院では最新の医療機器を導入し、エビデンスに基づいた最新の治療を提供しています。また、最新の研究成果も積極的に取り入れ、常に最良の医療を提供できるよう努めています。
2. チーム医療による総合的サポート
糖尿病治療は長期にわたるため、継続的なサポート体制が重要です。当院では医師だけでなく、看護師、薬剤師、などが連携し、患者さんの治療をサポートします。
3. 患者さん中心の医療
患者さんとのコミュニケーションを大切にし、ライフスタイルや価値観に合わせた治療計画を一緒に考えていきます。無理なく続けられる治療こそが、長期的な血糖コントロールの成功につながります。
当院を受診する目安:こんな方はご相談ください
以下のような方は、当院の糖尿病内科への受診をおすすめします。
- 健康診断で血糖値やHbA1cが高いと指摘された方
- 家族に糖尿病の方がいる方
- 喉が渇く、頻尿、疲れやすいなどの症状がある方
- すでに糖尿病と診断されていて、転院を考えている方
- 妊娠中や妊娠を希望していて血糖値が気になる方
- 肥満や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病がある方
- 糖尿病の合併症が心配な方
家庭でできる糖尿病予防・対策

糖尿病の予防や良好な血糖コントロールのために、ご家庭でできることをご紹介します。
1. バランスの良い食事
- 適切な量を意識する(腹八分目)
- 野菜から先に食べる
- ゆっくりよく噛んで食べる
- 糖質の取りすぎに注意する
- 規則正しい時間に食事をする
2. 適度な運動習慣
- 毎日30分程度の有酸素運動(ウォーキングなど)
- 筋トレを取り入れる(週2〜3回)
- 日常生活の中で歩く機会を増やす
- 継続できる運動を見つける
- 運動前後の血糖値測定も効果的
3. 規則正しい生活
- 十分な睡眠時間の確保
- ストレス管理
- 禁煙
- 適度な飲酒(過剰な飲酒は避ける)
- 体重の定期的なチェック
糖尿病に関するよくある質問
Q1: 糖尿病は完治する病気ですか?
糖尿病、特に2型糖尿病は生活習慣の改善や適切な治療により、血糖値を正常に保つことができる場合があります。ただし、完全に治癒するというよりも、継続的な管理が必要な慢性疾患と考えるほうが適切です。早期発見・早期治療がとても重要です。
Q2: 糖尿病だと甘いものは一切食べられないのでしょうか?
甘いものを含む糖質の摂取は、量やタイミングに注意すれば可能です。完全に禁止するのではなく、血糖値の変動を考慮した食事計画の中で適切に取り入れることができます。当院の医師および看護師が個別にアドバイスいたします。
Q3: 注射は痛いですか?
現在のインスリン注射や血糖測定器は非常に細い針を使用しているため、痛みはかなり軽減されています。当院では丁寧な指導を行い、不安を減らすサポートをしています。まずはご相談ください。
まとめ
糖尿病の治療で最も重要なのは「継続」です。血糖コントロールは一時的なものではなく、生活習慣の改善を含めた長期的な取り組みが必要です。当院では患者さん一人ひとりに寄り添い、無理なく続けられる治療プランをご提案します。
糖尿病に関する不安や疑問があれば、ぜひ当院の糖尿病内科にご相談ください。